どうして現代を生きていると消耗するのか?
こんにちは。関東のど真ん中で人間らしい生活を追求してるやまとです。
これからこのブログで人間らしい落ち着いた生活をする方法を書いていきたいと思ってます。
その前にまず、どうして現代を生きると消耗するのかの原因を探りたいと思います。
今回は第一回目です。
第二回では 結婚しない消耗生活
第三回では 消費する価値の無いものを消費させられる消耗生活
でいきたいと思います。
この第一回目は、長ったらしいですが、
社会保障に薄い期待しか持てないまま、自己責任論の蔓延する競争社会で生きる消耗生活
です。
私達は政治家ではありませんから、政治を変える事は出来ません。
じゃ社会保障の代わりになるものを、自分で作ればいいんです。自己責任論が蔓延しない場所を作ればいいんです。
例えば社会保障の代わりに、今より家賃が安い家。自己責任論が蔓延しない場所は、結婚して家庭を作る。仕事でミスをすれば自己責任を問われますが、家庭に帰ってまで問われる事はありません。
家庭の話は第二回で書きたいと思います。
いきなり日刊ゲンダイさんからの引用です。偏向し過ぎててあまり好きではないですが、今回は秀逸です。
トランプ候補が当選した理由が、的を射ています。先進国独特の、消耗する理由を探るヒントが書いてあります。タイムリーな記事なので取り上げました。
タイトルでキテしまった方も、そこは無視して当選した理由を中心に読まれてみてください。
まず「自己責任」という言葉を、イメージしてみてください。
今の日本に生きる人は自己責任論に疲れ切っています。本当に自分が悪いなら「自己責任」なんて言い方をされなくても
「そりゃあんたが悪いよ」
と言われるだけで納得します。すんなり腑に落ちるはずです。
しかし色んな場面で自己責任!と言われまくって、何となく納得できないまま、とにかく頑張り続ける。
そりゃ疲れますよ。
記事にある、新自由主義もグローバリズムも僕は進めるべきだと思います。
話しは逸れますが、日本は島国なので、この二つを進めても地続きのヨーロッパの様に酷い状態にはならないと思います。
資本主義から格差を取り除く考え方は、それはそれで危険です。
でも、どんな人でも世の中が弱肉強食な事くらい分かってる。せめて社会保障が欲しいですよね。大丈夫です。自分で作れてしまう社会保障があります。記事の最後に書いてます。
ちょっとここから、どうして現代はこんなに消耗する時代になってしまったのか、少し時代的な事も含めて書いてみたいと思います。
問題は社会保障がほとんど期待できないと書きました。
こう書くと、昔よりは今のほうが社会保障は充実しているのではないか?と思われる方もいるでしょう。
勿論会社への奉仕や、サービス残業だって昔からありました。
しかし実は高度経済成長期からバブルが弾けるまで、とても強力な社会保障があったのです。それは、
終身雇用と年功序列のセットです。
このおかげで、生活していて心身ともに消耗してしまうなんてことはありませんでした。
勿論今はそんなものを大事にする、人も企業もなくなりました。昔に戻れば上手くいくわけでもありません。
ただ現代を、特に都心部で生きていくだけで消耗してしまう、原因を知るのは大切な事です。
原因が分かれば解決策は見えてきます。
現代に於いて自分自身で作れる最大の社会保障の代わりとなるものは、
適度に安い賃貸物件に住むことです。
安い物件は心がすさむと言う人がいるかもしれません。
しかし安い物件は掃除と整理整頓で安さをカバー可能です。
それからローンで家の購入を検討されている方、私はオススメしません。一見持ち家は大きな保証の様に見えます。余程不動産投資に慣れている方が、資産形成まで考えてローンを組むなら、話は別かもしれません。しかし何らかの事情により、手放さないといけなくなった時、売値より、残っているローンの金額の方が上回るケースが多々あります。
変化の激しい今の時代、5年後、10年後の事は誰にも分かりません。10年後、今あなたがいる会社どころか、業種が残っているかどうかも、分からないのです。
ピンとこない方は、今から10年前に現在の状態が想像出来たかどうかを、考えてみてください。
どうしてもローンを組んで持ち家が欲しい方は、まず不動産投資の勉強が必要です。
社会保障(安い賃貸に住む)があれば消耗は軽減出来ます。精神的なプレッシャーが、かなり減ります。
仕事が突然なくなったり、派遣の契約が終了したり、あるいはまた会社の業績悪化で、ボーナス全カットされた時の事を想像してみてください。病気で1ヶ月会社を休む事になった場合でもいいです。
どうです?安い賃貸って社会保障に見えてきませんか?
安い賃貸に住むと言うことは、政治が変わらなくても、職場を変えなくても、自分の判断、もしくは家族の判断のみで可能です。
是非検討されてみてください。