田舎から出てきて思う関東で無駄な消費ワースト3
贅沢な食事
ひとつ目は贅沢な食事についてです。得られるのが美味しさしかない割には高価です。
食に関心がないことはスローライフには極めて重要です。テレビを見ると食レポがはん濫していて、今では大人にも食育が必要な状態になってきています。
きちんと考えるべきことは食をどうすればQOLが上がるのか?ということです。味が美味しいことが大切なのか、ずっと健康なのが大切なのか。美味しい料理かつ健康を維持できる、この両方を満たすと、どれくらいコストがかかるのか?
少々不味くても体に良くて安い料理は沢山あります。それらを気にせず食べれるようになること。これがまさに大人の食育です。
また外食についてです。
わたしは外食を否定しないどころか、上手く利用するべきだと思っています。正直外食を利用しないで、毎日仕事を続けることは困難です。
いくら料理が得意だからと言って、貴重な自分の時間を、毎日使うわけにもいきません。また外食はすべて脂ギトギトで、超高カロリーでもありません。現実にそうではない外食メニューは沢山そろっています。この「沢山そろっている」ところがポイントです。
外食メニューの選び方としては、
- 普段家で食べれない、体にいい食材が使ってある。
- 普段家で作ることが出来ない程、たくさんの食材が使ってある。
この2つです。
大切なことは、レストランでメニューを選ぶ時、美味しそうかどうかで判断しないことです。体にいいかどうかと、コスパの良し悪しのみで判断すると生活と体が楽になっていきます。
また自炊経験はとても大切です。これから先もずっと自炊をする必要はないので、一定期間だけでも全部自分でご飯を作ってみる経験はとても役に立ちます。
最近私はお腹がすくと、冷蔵庫に入っている絹豆腐を、実家から送ってもらった自家製梅干しをのせて食べています。
確かに料理とは言えません。しかしこれとて自炊で食材の管理を経験したことのない人には、お腹がすいたときにいつでもと言うわけにはいかないでしょう。
一番大切なことはテレビの食レポに惑わされて、お金を使いすぎないことです。
郊外のマイホーム
郊外のマイホームのデメリットは主に3つあります。
・通勤がめちゃくちゃ不便になる。
・経済情勢が変わってローンが支払えなくなると、住む場所がなくなる。
・限られた人としか交流が出来なくなる
まず、通勤がめちゃくちゃ不便になる。これはそのままです。
次に経済情勢が変わってローンが支払えなくなると、住む場所がなくなる。これは以前の記事にも書きました。
一番重要なことは郊外にマイホームを構えてしまうと、その時点で完全に人付き合いの幅が限定されてしまうことです。
このブログは関東のど真ん中でのスローライフを目指しています。
田舎は隣近所と職場の付き合いは確かに充実していますが、それ以上の付き合いとなると、ほぼ皆無です。
逆に都会のど真ん中は隣近所の付き合いがないと言うだけで、その気になればいくらでも豊かな人付き合いが可能です。趣味のサークルから、ボランティア活動、飲み仲間。もちろん仕事のお付き合いも。誰と付き合うかが、選び放題なのが、都会の真ん中です。また一人になりたい時そっとしておいてくれるのも都会です。
郊外にマイホームを買えるお金があるなら、それをやめて都会の真ん中に賃貸を借りるべきです。こころも安らぎますし、仕事するのに都合がいいので、財布にも優しいです。
男性の車と女性のブランド品。その他身につけるもの
これらを購入するべきかどうかの判断基準は極めて明確です。
人前に出る時必要なものであれば迷わず購入しましょう。第一印象は大切です。
しかし自己満足の為なら完全な無駄遣いです。お金が余って仕方がない場合を除き購入は控えましょう。見栄のために購入などもってのほかです。その為に労働時間が長くなったり、労働内容がしんどくなったり、支払う代償はあまりにも大きいです。
結婚しない選択は正しいのか-時間とお金の代わりに家族のいる生活-
時間とお金、あとは友達がいれば家族が居なくても幸せになれるは間違い
人間は自分のために仕事や家事を頑張る事を出来なくはありません。しかし自分が頑張っている事が誰かの為になっている方が、より幸せで頑張りも続くものです。
年を取って家族がいないと寂しいだけでは済まない
人間が生涯を通し、自分の力で自立して生きていける期間は、半分あれば良い方です。少なくとも20歳前後までは殆どの人が自立してないですし、年老いてからもそうです。
また生きていると必ず病気にかかります。殆どの人は仕事をリタイアする前に死ぬまで治らない病気をかかえます。
ネガティブな話が続きましたが、病気になってもポジティブに生きていけるのは家族のいる人です。また特に男性一人暮らしは、一般的に年齢を重ねるほど妻帯者に比べパフォーマンスが落ちていきます。
家庭や社会で自分に役割がある人が、年齢を重ねても元気に生きていく事が出来るのです。
例えば年老いても元気に活躍している人は家族がいる人が多いです。周りやテレビを見ても何となく分かると思います。
また男性一人暮らしは本当に危険です。男性は40歳を超えたあたりから、孤独死する人が増え始めるというデータが出ています。病気などでしばらく会社を休むことになった時に増えるそうです。療養すればすぐに復帰出来る程度の病気、事故でも増えるそうです。バリバリやってたのが、家にぽつんと一人になる上に収入がなくなります。世話してくれる人もいなければ、きちんとした食事をとるお金もなくなります。お腹にたまる炭水化物多めの出来合いの食事が増えてきます。これでは治るのも治らず、酒も飲もうと思えば朝から飲める環境ですから、糖尿病、高血圧、もしくは心臓病のどれかで最後はそのままらしいです。
人間は弱い生き物ですから、社会と家庭両方で自分の役割がなくなると、例え孤独死でなくとも弱るのは仕方のない事です。
結婚適齢期の頃は、確かに殆どの人が自力で生きていけます。ただ人間の弱さも知る事が、生涯強く幸せに生きる秘訣ではないでしょうか。
年齢を重ねてもパフォーマンスを発揮出来て、死ぬまでポジティブで幸せに過ごす為には家族が欠かせないです。一時的な金銭や時間の余裕にはかえられないものです。
どうして現代を生きていると消耗するのか?
こんにちは。関東のど真ん中で人間らしい生活を追求してるやまとです。
これからこのブログで人間らしい落ち着いた生活をする方法を書いていきたいと思ってます。
その前にまず、どうして現代を生きると消耗するのかの原因を探りたいと思います。
今回は第一回目です。
第二回では 結婚しない消耗生活
第三回では 消費する価値の無いものを消費させられる消耗生活
でいきたいと思います。
この第一回目は、長ったらしいですが、
社会保障に薄い期待しか持てないまま、自己責任論の蔓延する競争社会で生きる消耗生活
です。
私達は政治家ではありませんから、政治を変える事は出来ません。
じゃ社会保障の代わりになるものを、自分で作ればいいんです。自己責任論が蔓延しない場所を作ればいいんです。
例えば社会保障の代わりに、今より家賃が安い家。自己責任論が蔓延しない場所は、結婚して家庭を作る。仕事でミスをすれば自己責任を問われますが、家庭に帰ってまで問われる事はありません。
家庭の話は第二回で書きたいと思います。
いきなり日刊ゲンダイさんからの引用です。偏向し過ぎててあまり好きではないですが、今回は秀逸です。
トランプ候補が当選した理由が、的を射ています。先進国独特の、消耗する理由を探るヒントが書いてあります。タイムリーな記事なので取り上げました。
タイトルでキテしまった方も、そこは無視して当選した理由を中心に読まれてみてください。
まず「自己責任」という言葉を、イメージしてみてください。
今の日本に生きる人は自己責任論に疲れ切っています。本当に自分が悪いなら「自己責任」なんて言い方をされなくても
「そりゃあんたが悪いよ」
と言われるだけで納得します。すんなり腑に落ちるはずです。
しかし色んな場面で自己責任!と言われまくって、何となく納得できないまま、とにかく頑張り続ける。
そりゃ疲れますよ。
記事にある、新自由主義もグローバリズムも僕は進めるべきだと思います。
話しは逸れますが、日本は島国なので、この二つを進めても地続きのヨーロッパの様に酷い状態にはならないと思います。
資本主義から格差を取り除く考え方は、それはそれで危険です。
でも、どんな人でも世の中が弱肉強食な事くらい分かってる。せめて社会保障が欲しいですよね。大丈夫です。自分で作れてしまう社会保障があります。記事の最後に書いてます。
ちょっとここから、どうして現代はこんなに消耗する時代になってしまったのか、少し時代的な事も含めて書いてみたいと思います。
問題は社会保障がほとんど期待できないと書きました。
こう書くと、昔よりは今のほうが社会保障は充実しているのではないか?と思われる方もいるでしょう。
勿論会社への奉仕や、サービス残業だって昔からありました。
しかし実は高度経済成長期からバブルが弾けるまで、とても強力な社会保障があったのです。それは、
終身雇用と年功序列のセットです。
このおかげで、生活していて心身ともに消耗してしまうなんてことはありませんでした。
勿論今はそんなものを大事にする、人も企業もなくなりました。昔に戻れば上手くいくわけでもありません。
ただ現代を、特に都心部で生きていくだけで消耗してしまう、原因を知るのは大切な事です。
原因が分かれば解決策は見えてきます。
現代に於いて自分自身で作れる最大の社会保障の代わりとなるものは、
適度に安い賃貸物件に住むことです。
安い物件は心がすさむと言う人がいるかもしれません。
しかし安い物件は掃除と整理整頓で安さをカバー可能です。
それからローンで家の購入を検討されている方、私はオススメしません。一見持ち家は大きな保証の様に見えます。余程不動産投資に慣れている方が、資産形成まで考えてローンを組むなら、話は別かもしれません。しかし何らかの事情により、手放さないといけなくなった時、売値より、残っているローンの金額の方が上回るケースが多々あります。
変化の激しい今の時代、5年後、10年後の事は誰にも分かりません。10年後、今あなたがいる会社どころか、業種が残っているかどうかも、分からないのです。
ピンとこない方は、今から10年前に現在の状態が想像出来たかどうかを、考えてみてください。
どうしてもローンを組んで持ち家が欲しい方は、まず不動産投資の勉強が必要です。
社会保障(安い賃貸に住む)があれば消耗は軽減出来ます。精神的なプレッシャーが、かなり減ります。
仕事が突然なくなったり、派遣の契約が終了したり、あるいはまた会社の業績悪化で、ボーナス全カットされた時の事を想像してみてください。病気で1ヶ月会社を休む事になった場合でもいいです。
どうです?安い賃貸って社会保障に見えてきませんか?
安い賃貸に住むと言うことは、政治が変わらなくても、職場を変えなくても、自分の判断、もしくは家族の判断のみで可能です。
是非検討されてみてください。